「非紳士的な行為。故意だった」ボールをぶつけた敵FWの“愚行”、警告なしの判定に蔚山のホン・ミョンボ監督は怒り!「我々の選手が抗議したのは当然」【ACL】

2023年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ACLでは審判の基準が違う」

ベルグソンの行為と判定に不満を露わにしたホン・ミョンボ監督。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

 10月24日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第3戦で、韓国の蔚山現代はマレーシアのジョホール・ダルル・タクジム敵地で対戦。退場者を出しながらも、3-1で凱歌をあげた。

 この一戦で物議を醸しているのが、25分のシーンだ。ジョホールのFWベルグソンがタッチラインに出たボールを蹴り上げると、ウォームアップをしていた蔚山の選手の顔に直撃。蔚山サイドは激昂し、何人かの選手が詰め寄る事態となった。

 なかでも怒りを露わにしていたキム・テファンにはイエローカードが出されたものの、ベルグソンにはお咎めなし。しかも、キム・テファンはその11分後にもイエローカードを受けて退場となってしまった。

【画像】韓国メディアが怒り!蔚山の控え選手にボール蹴り飛ばす相手FW
 韓国メディア『Best Eleven』によれば、蔚山のホン・ミョンボ監督は「いつも審判の判定を尊重するが、不満もある」と主張。「相手選手の非紳士的な行為があった。故意だったと見ている」と苦言を呈している。

「我々の選手が抗議したのは当然の反応だった。選手たちが興奮するほどの状況だった。だが、冷静になければならないと思う。ACLでは審判の基準が違う」

 怒るのも無理はないが、ACLではジャッジに落ち着いて対処するべきだと指揮官は訴えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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