「キャリアに終止符を打つことを決めた」アザールが現役引退を発表...チェルシー、マドリーなどでプレー。ベルギー代表ではW杯に3大会連続出場

2023年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ピッチの外でまた会おう」

昨季までマドリーでプレーしていたアザール。(C)Getty Images

 元ベルギー代表MFエデン・アザールは10月10日、自身のSNSで現役を引退すると発表した。

 現在32歳でリールの下部組織出身のアザールは、2007年にトップチームデビュー。瞬く間に主力に成長し、2012-13シーズンからはチェルシーに移籍して、プレミアリーグ、ヨーロッパリーグといったタイトル獲得に貢献。2019年夏にはレアル・マドリーに加入するも怪我が続き、レギュラーの座を奪うことができず。昨季限りでチームを退団し、現在まで無所属のままだった。

 また、ベルギー代表ではワールドカップ・ブラジル大会から3大会連続で出場。昨年のワールドカップ・カタール大会を最後に代表を引退していた。
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 アザールは自身のインスタグラムで次のように思いを明かしている。

「自分自身の声に耳を傾け、適切なタイミングでやめると言わなければならない。16年間のキャリアと700試合以上の出場のあと、私はプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことを決めた。

 ヨーロッパ中、世界中のピッチでプレーし、楽しむという夢を叶えることができた。キャリアを通じて、監督、コーチ、チームメイトなど、素晴らしい人たちに出会えたし、これまでプレーしたリール、チェルシー、レアル・マドリー、そしてベルギー代表にも感謝の気持ちを伝えたい。家族、友人、アドバイザー、そして良い時も悪い時も、私のそばにいてくれた人たちにも感謝したい。

 最後に、これまでプレーしてきたすべての国で、ずっと私を応援してくれたファンの皆さんに心から感謝している。今は家族や友人を楽しみ、新しい経験をする時だ。ピッチの外でまた会おう」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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