「5年経っても、韓国の壁は高かった」2大会連続で決勝の日韓戦に敗れた日本を対戦国メディアがバッサリ「超えるには力不足」「台無しの試合運び」【アジア大会】

2023年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2018年に続いて再び金メダルに失敗」

2大会連続で韓国との決勝に敗れた日本。(C)Getty Images

 一夜明けても、韓国メディアは意気揚々だった。

 10月7日に中国の杭州で行なわれたアジア競技大会の男子サッカー決勝で、大岩剛監督が率いるU-22日本代表はU-23韓国代表と対戦。1-2で敗れ、5年前のファイナルと同じスコアで再びライバルに金メダルを阻まれた。

 19歳のFW内野航太郎のゴールで2分に先制した日本は、27分にチョン・ウヨンのヘディングシュートで被弾。72分にもチョ・ヨンウクにネットを揺らされ、ライバルに3連覇を許した。

 韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』は翌8日、「今回も超えられなかった『韓国の壁』。日本、2018年に続いて再び金メダルに失敗」と見出しを打った記事を掲載。「日本がアジア大会で再び欲求不満を味わった」と伝えた。

【動画】狂喜乱舞する韓国代表の横で崩れ落ちる日本の選手たち
 記事は、先制ゴール後の日本について、「その後の試合運びが台無しにした。韓国に主導権を与え、引いたままだった。不正確なパスのせいで脅威となる攻撃機会さえ作り出せなかった」と酷評。「2018年のジャカルタ-パレンバン大会と大きく変わらなかった」とし、こう締め括っている。

「5年が経ったが、韓国の壁は依然として高かった。ミャンマー、北朝鮮、香港を相次いで撃破して勢いよく勝ち上がってきた日本だったが、韓国を超えるには力不足だった」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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