「韓国は兵役免除を達成し狂喜乱舞」「日本は顔を覆って泣き叫んだ」日韓決勝後の無情なコントラストに海外メディアが注目「雪辱を果たせなかった」【アジア大会】

2023年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「両チームは悲喜こもごものシーンを演出した」

日韓戦に勝利し、喜ぶを爆発させる韓国イレブン。(C)Getty Images

 10月7日、アジア競技大会の男子サッカー決勝が中国の杭州で行なわれ、大岩剛監督が率いるU-22日本代表がU-23韓国代表と対戦。1-2で敗れ、13年ぶりの戴冠を逃した。

 開始2分に19歳のFW内野航太郎の一撃で先制した日本だったが、その後は防戦一方。27分にチョン・ウヨンのヘッド弾で追いつかれると、72分にも混戦からチョ・ヨンウクにゴールを許し、ライバルに3連覇を見せつけられる結果となった。

 開催国である中国のポータルサイト『捜狐』は「中国のアジア大会で3連覇!韓国選手はカーニバル。踊って祝うも、日本選手は顔を覆って泣く」と題した記事を掲載。「試合後、両チームは悲喜こもごものシーンを演出した」と綴り、両軍のコントラストに注目している。

【動画】狂喜乱舞する韓国代表の横で崩れ落ちる日本の選手たち
「韓国代表は熱狂的に祝った。選手たちは数十メートル走った。コーチたちはベンチで抱き合った。その後、一部の選手はコートにひざまずいて歓喜の雄叫びをあげた。ファン・ソンホン監督はステップを踏んだ。もちろん彼は幸せだった。しばらくして、韓国代表はピッチの中央で狂喜乱舞し、兵役免除という目標を達成した選手たちは監督と抱き合って踊った」

 そう韓国サイドの興奮ぶりを伝えたうえで、敗軍の様子については、「日本代表の選手やコーチたちは非常に落胆しており、何も言わずにひれ伏す選手もいれば、悲しくて顔を覆って泣き叫ばずにはいられない選手もいた」と報じている。

「開始早々にゴールを決め、夢のようなスタートを切った日本は、終盤にまさかの逆転を許して優勝を逃し、2018年決勝で敗れた雪辱も果たせなかった」

 日韓の明暗がくっきりと分かれた瞬間に注目が集まった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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