W杯で10番を背負った南野拓実が日本代表に復帰!森保監督が期待する部分は?具体的な起用法は?「非常に調子が良い」

2023年10月04日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「トップ下がまずベースかな」

日本代表に復帰した南野。(C)Getty Images

 日本サッカー協会は10月4日、国際親善試合のカナダ戦、チュニジア戦に臨む日本代表メンバー発表会見を実施。森保一監督が出席し、復帰を果たした南野拓実について語った。

 南野は昨夏、リバプールからモナコへ移籍。中心選手として活躍が期待されるも、本調子とは程遠く出場機会確保に苦しむなか、10番を背負ったカタール・ワールドカップ以来、しばらく日本代表から遠ざかっていた。

 しかし、捲土重来を期す今シーズンはすでに3ゴールを挙げており、復調傾向だ。

 森保監督は「我々が新チームになって、今シーズンのヨーロッパの選手たちのプレーをスカウティングしているなかで、非常に調子が良く、チームに貢献しているところを確認して、今回招集しました」と選出理由を説明した。
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 また、具体的な起用法に関しては、「構想」と前置きしたうえで、次のように説明した。

「4-2-3-1であれば、トップ下がまずベースかなと思っているなかで、トップもウイングもできる。カタール・ワールドカップでは、ウイングとしてプレーしてもらいながら、内側に入って、潜り込んでくるプレーをやってもらっていたので、そういうプレーも期待して起用できるかなと思っています。

 4-1-4-1で戦う場合は、インサイドハーフのところで、基本的にプレーかなと。プラス、先ほども言いましたが、トップもやってもらったことがありますし、ウイングのポジションから中に入ってくることを、またそこも彼の良さを活かしてチームの戦術に組み込んでいけるかなと思っています」

 高いレベルでのユーティリティ性も売りの28歳は、久々の代表で輝きを放ち、完全復活を証明できるか。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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