【冬のメルカート最終日】ブンデスリーガ&その他のリーグで決定した主な移籍|故障者続出のバイエルンがタスキを緊急補強! ボルドーは実力派ドゥビュシーと逸材マルコムを獲得!

2016年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

バイエルンが実力派CBのタスキを緊急補強。


■セルダル・タスキ
・28歳/DF/ドイツ代表
・スパルタク・モスクワ→バイエルン(半年レンタル)
 ジェローム・ボアテング、ハビ・マルティネスら最終ラインの主力が相次いで故障したバイエルンが緊急補強した実力派CB。13-14シーズンにシュツットガルトからスパルタク・モスクワに移籍して以来のブンデスリーガ復帰に本人は、「非常に良い気分で、この挑戦をものすごく楽しみだ」と意気込んでいる。半年レンタルだが、買い取りオプションが付いている。


■エニス・ベン=ハティラ
・27歳/MF/チュニジア代表
・ヘルタ・ベルリン→フランクフルト(フリートランスファー)
 今シーズンは故障で出遅れた影響もあり、原口元気、ヴァレンティン・シュトッカーとのポジション争いに敗れ、出場機会を求めて新天地へ。サイドを疾走するスピードスターは、残留争いを強いられているフランクフルトの救世主となれるか。


■アルフレッド・フィンボガソン
・27歳/FW/アイスランド代表
・オリンピアコス→アウクスブルク(半年レンタル)
 13-14シーズンにエールディビジ得点王に輝いた実績を持つ大器も、今シーズンから加入したオリンピアコスでは公式戦13試合で2得点と振るわず、今冬は環境を変えることを決断。本人が「プレーするのが夢だった」と語るブンデスリーガでもう一花咲かせたい。


■マテュー・ドュビュシー
・30歳/DF/フランス代表
・アーセナル→ボルドー(半年レンタル)
 今シーズンは新星エクトル・ベジェリンに完全に定位置を奪われ、不遇の時を過ごしていた実力派の右SB。かねてから自身の待遇に不満を漏らすなど移籍が噂され、移籍市場の最終日にリーグ・アン復帰を決めた。母国で開催されるEURO2016出場を叶えるためにも、ボルドーでは安定したプレーが求められる。


■マルコム
・18歳/FW/ブラジルU-23代表
・コリンチャンス→ボルドー(完全移籍)
・移籍金:500万ユーロ(約7億円)
 弱冠17歳で名門コリンチャンスの背番号10を背負った左利きの超絶テクニシャンで、利き足こそ逆だがブラジルでは「ネイマール2世」と謳われる逸材。バルセロナ、ユベントス、インテル、チェルシー、アーセナル、マンチェスター・U、ドルトムントなどもリストアップする中、他に先んじて具体的な動きを見せたボルドーが確保した。飛び級でU-23代表にも選出されている逸材は、初のヨーロッパでいかなるプレーを見せるのか。注目だ!



■スティーブン・フレッチャー
・28歳/FW/スコットランド代表
・サンダーランド→マルセイユ(半年レンタル)
 昨年末からリーグ戦ではベンチを温める日々が続き、4シーズンを過ごしたサンダーランドで半ば構想外の状態に。心機一転、マルセイユへと活躍の場を求めた。マルセイユはリーグ戦で10位と低迷しているだけに、武器である得点パターンの豊富さと高い決定力で名門を浮上させたい。


■エデル
・28歳/FW/ポルトガル代表
・スウォンジー→リール(半年レンタル)
 昨夏に目玉補強としてスウォンジーに移籍するも、公式戦15試合で無得点と大きく期待を裏切る。この冬にアルベルト・パロスキ(←キエーボ)が加入したことで、押し出されるようにしてリールへの移籍が決まった。


■マルコ・ファン・ヒンケル
・23歳/MF/オランダ代表
・ストーク→PSV(チェルシーからのレンタル)
 今シーズン開幕前にチェルシーからストークにレンタルで移籍し、プレミアでは17試合に出場してきた。しかし、この冬にチームがポジションのかぶるジネアリ・インブラ(←ポルト)を獲得。これにより居場所を失うことが濃厚となり、チェルシーへのレンタルバックを経て、PSVへの再レンタルが決まった。フィテッセで輝きを放った13-14シーズン以来のエールディビジ復帰となる。
 
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