【冬のメルカート最終日】リーガ・エスパニョーラで決定した主な移籍|ファシオがセビージャ復帰! チェリシェフとモントーヤはレンタルで新天地へ

2016年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファシオは古巣で自信とコンディションを取り戻したい。


■フェデリコ・ファシオ
・28歳/DF/アルゼンチン代表
・トッテナム→セビージャ(半年レンタル)
 2014年夏にトッテナムに加入するも、プレミアリーグのスピーディーな展開に馴染めず、今シーズンはリーグ・カップでの1試合出場のみと半ば構想外に。古巣セビージャに1年半ぶりに帰還した。勝手知ったるリーガでコンディションと自信を取り戻したい。今シーズンはCBに怪我人が多く最終ラインが安定しないセビージャにとっても、元キャプテンの帰還は心強いだろう。
 


■デニス・チェリシェフ
・25歳/MF/ロシア代表
・レアル・マドリー→バレンシア(半年レンタル)
 昨夏にビジャレアルからユース時代を過ごしたマドリーに復帰するも、ここまで117分の出場とベンチを温め続ける。出場停止にもかからずコパ・デル・レイの試合でプレーしてマドリーが失格処分になったことで話題になったが、さすがにクリスチアーノ・ロナウドの控えとしては実力不足が否めず、バレンシアにレンタル移籍した。マドリーのジネディーヌ・ジダン新監督は「努力を惜しまない選手だ。幸運を祈る」とエールを送った。
 


■マルティン・モントーヤ
・24歳/DF/スペイン代表
・インテル→ベティス(バルセロナからの半年レンタル)
 昨夏にバルセロナからインテルにレンタル移籍するも、ロベルト・マンチーニ監督の信頼を掴めず、わずか4試合の出場とバックアッパーに甘んじる。ボーンマスやジェノアからも打診があったが、スペイン復帰を望む本人の意向でベティスへと渡った。インテルとの契約を解消し、バルセロナからのレンタルとなる。かつて逸材と騒がれた右SBは真のブレイクを果たせるか。
 


■イケチュク・ウチェ
・32歳/FW/ナイジェリア代表
・ティグレス→マラガ(半年レンタル)
 昨夏にビジャレアルからメキシコのティグレスに完全移籍。しかし、1試合に出場しただけで、わずか半年でリーガ復帰を決断した。正確なポストワークとのスピーディーなフィニッシュ―が持ち味のCFは、22試合を終えてリーガ・ワーストの18得点と深刻な攻撃力不足に悩むマラガの救世主となれるか。
 


■アルバロ・ペレイラ
・30歳/DF/ウルグアイ代表
・エストゥディアンテス→ヘタフェ(半年レンタル)
 2014年1月にインテルを退団し、レンタルでサンパウロとエストゥディアンテスでプレー。昨年12月にエストゥディアンテスが買い取ったが、すぐさま2年ぶりの欧州復帰を果たした。左サイドならDFからFWまで対応し、ウルグアイ代表でも活躍する実力派だけに、ヘタフェでは即座に主力を担いうる。
 


■イサーク・クエンカ
・24歳/FW/スペイン国籍
・ブルサスポル→グラナダ(フリートランファー)
 ジョゼップ・グアルディオラ時代のバルセロナでトップデビューを飾った韋駄天。2014年にデポルティボに新天地を求めるもブレイクできず、昨夏は細貝萌とともにブルサスポルに加入した。今冬はジェノアやキエーボからも興味を示されたが、結局はグラナダを選択。22試合を終えて降格圏内の19位に沈むチームの起爆剤となれるか。
 
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