「ワオ、なんてすごい経験だ」ケインのバイエルン移籍に大先輩の存在あり!前エースからも刺激「彼のレベルに到達したい」

2023年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「違うリーグ、違う雰囲気をいつも見てみたかった」

ブンデス2戦3発と上々のスタートを切ったケイン。このまま好調を維持し、レバンドフスキ級の数字を残せるか。(C)Getty Images

 イングランド代表の主将ハリー・ケインが、バイエルン・ミュンヘン移籍の理由の1つに、大先輩の存在を挙げた。スペイン紙『AS』などが伝えている。

 ケインは今夏に11歳から在籍したトッテナムを離れ、ドイツの絶対王者へ。入団会見では「毎年タイトルのために戦いたい」「世界最大のクラブへの加入は、自分にその機会を与えてくれると信じている」となどと語っていたなか、現地紙『Bild』のインタビューで、決断に関する1つのエピソードを披露した。

 30歳のストライカーは「僕のこの旅は(イングランドの)若手選手たちが同じように一歩を踏み出すためのインスピレーションになるかもしれない」と切り出し、かつて自身と同様に、イングランド国外へ活躍の場を求めたデイビッド・ベッカムの影響を明かしたのだ。

「ベッカムがマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに移ったのを覚えている。子どもながらに『ワオ、なんてすごい経験なんだ』と思ったよ。僕はベッカムを手本にしたのかもしれない。違うリーグ、違う雰囲気をいつも見てみたかったんだ。今のところ、ピッチ内外で全てが上手くいっている」
【動画】身も心もドイツ色に?バイエルンで異文化を体験するケイン
 また、バイエルンでゴールを量産したポーランド代表の英雄、ロベルト・レバンドフスキ(現バルセロナ)にも言及。母国を離れ、確かな足跡を残した先達に多大な敬意を示した。

「レバンドフスキには感服したよ。若くして素晴らしい道を歩み、信じられないような記録を打ち立てたからね。彼のレベル、もしかしたらそれ以上のところに到達したい」

 レバンドフスキは2020-21シーズンに、ブンデスリーガのシーズン最多記録となる41ゴールをマークした。ケインは偉大な前任者のように、バイエルンの絶対エースとなれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「言っていいか分からないですけど...」久保建英が森保ジャパンのコーチになって欲しかった元代表戦士は? 本人は「危ない、危ない。書かれるやつだ」

「きちんと真実をお伝えしたく...」S・ランス中村敬斗、2ショットが話題となった"謎の美女"の正体を明かす「彼女によって加工された写真」

【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!

次ページ【動画】バイエルンで異文化を体験するケイン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事