元イングランド代表FWクリス・サットン氏が、リオネル・メッシの参戦で盛り上がりを見せるMLSについて語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　過去にデイビッド・ベッカム、ティエリ・アンリ、スティーブン・ジェラードら名だたる大物がMLSでプレーしてきたなか、今夏にパリ・サンジェルマンを退団したメッシがインテル・マイアミに加入。アメリカへ渡った最新のスーパースターとして話題をかっさらった。

　ただ、サットン氏は、アルゼンチンの英雄は永続的なインパクトは与えられないと考えており、こう言い放った。

「短期的にはメッシの時代が来る。だけどメッシがいなくなれば、元に戻る。それは、あえて言えば、過去の選手たちのためのリーグだ。キャリアの終わりに、家族と一緒にアメリカでのライフスタイルを楽しみたいヨーロッパの選手たちのためのリーグなんだ」
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　かつてチェルシーやセルティックでプレーした50歳はさらに、「メッシはまだ良い選手だが、もう終わったようなものだ。（クリスティアーノ・）ロナウドがサウジに行ったようにね。彼らはかつてのような選手ではない」とバッサリ。フットボールの本場を去り、一線級ではなくなったと断言した。

「メッシはキャリアの終わりに近付いている。もし真の野心があったなら、バルセロナに戻っていただろう。インテル・マイアミは素晴らしいよ。あそこに行って称賛を浴び、知名度を少しでも上げればいい。彼は今でも偉大な選手だし、観客を魅了する」

　メッシはインテル・マイアミ加入後、９試合で11ゴールと大暴れしている。それでもサットン氏は、欧州時代とは"違う選手"と捉えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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