元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が８月25日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の今後の動向を展望した。

　三笘は、昨季までチームメイトだったアレクシス・マカリステル（リバプール）やモイセス・カイセド（チェルシー）がビッグクラブに移籍した一方で、ブライトンに残留。今季は開幕から２戦続けて得点に絡むなど、連勝スタートとなったチームに貢献している。

　闘莉王氏は「シーズンの始まりでスムーズにスタートを切れたのは、ブライトンに残ったことが正解だった気がする」としつつ、今後はチームに残るか否かを判断するタイミングが訪れると予想する。

　移籍先の候補にはマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リバプールを挙げる。「チャレンジしてもいいんじゃないかな」と語る。
【動画】「良い話が回ってくる」闘莉王が語る三笘薫のステップアップの時期と条件とは？

　オファーが期待できる理由として、プレミアリーグの事情に言及。ジョーダン・ヘンダーソンやリャド・マハレズら、多くのトップクラスの選手が、サウジアラビアのクラブに移籍。そんな状況を受けて、闘莉王氏は断言する。

「プレミアが間違いなくヒーローを作ろうとしている。間違いなく目玉になる選手を、出ていった選手の代わりに、作っていかないといけない」

　それだけに「そろそろ三笘選手の、本当に世界的スターになるチャンスが出てくるような気がする」とコメントして、「プレミアのスターになるには、ビッグクラブに行かなきゃいけない」と主張する。

　次の移籍市場で良いオファーがあれば「動いたほうがいい」と勧める。それまでに「５ゴールぐらい取ってくれれば、間違いなく良い話が回ってくるようなイメージもできる」と見立てた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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