ブライトンの三笘薫は、ソン・フンミンの後継者になりうる――。英メディアがそんな見解を示している。

　26歳の日本代表アタッカーは、プレミアリーグ第２節のウォルバーハンプトン戦（４－１）で、ドリブルで相手４人を置き去りにするゴラッソを決めた。

　英メディア『TBR』は、「ブライトンのウインガー、カオル・ミトマは、プレミアリーグ全体で最もエキサイティングな選手の一人に急速に成長している」と称えている。

　同メディアは「もちろん、ミトマの好調ぶりは他クラブの注目を集めており、アーセナルやトッテナムなどが称賛している。実際、スパーズのアンジュ・ポステコグルー監督が獲得したい選手と言われている」と続けている。

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「ブライトンは約半年前に三笘の価値を3500万ポンド（約63億円）前後と伝えていたが、それ以降の選手売却額を考慮すると、その金額は２倍以上になる可能性が高い」

　記事は「ミトマは現在、おそらくはヨーロッパでも最高のウインガーの一人だ。シーガルズでの彼の調子は息をのむほど素晴らしく、週末の彼のゴールが彼を要約していた」と主張。「ブライトンにとっては、（チェルシーに引き抜かれた）カイセドらを引き留める際に抱えていたのと同じ問題が生じるだろう」と綴っている。

「もしブライトンが彼を売却した場合、莫大な移籍金を受け取ることになるが、トッテナムが彼を獲得できるかどうかはまだ分からない。たしかに、ミトマは時として若い頃のソン・フンミンのようなプレーをするので、長期的にはスパーズのキャプテンに代わるのに理想的だろう」
 
 　昨シーズンはやや精彩を欠いた韓国代表の大エースに代わって、三笘がトッテナムで攻撃の中心を担う日が来るのか。注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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