レアル・マドリーのカスティージャ（Bチーム）に所属する中井卓大の新天地について、海外メディアが報じている。

　現在19歳のMFは、2014年にマドリーのカンテラ（下部組織）に加入。順調に昇格を果たしたものの、昨シーズンはスペイン３部を戦うカスティージャでわずか２試合（計５分間）しか出場できず、退団が囁かれている。

　そんななか、レアル・マドリーの専門メディア『BERNABEU DIGITAL』は８月９日、スポーツメディア『The Athletic』と同メディアに寄稿しているマドリー番のマリオ・コルテガナ記者の情報を元にこう報じている。

「今月10月で20歳を迎える日本人、メディアプンタの"ピピ"ことタクヒロ・ナカイは2014年にレアル・マドリーのアカデミーに加入し、ラ・ファブリカでの最初の一歩で頭角を現した。しかし、フベニールからレアル・マドリー・カスティージャへの移籍で主役の座を失い、昨シーズンはチームにほとんど出場していない」

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　同メディアは「彼の退団は事実上当然のこととされており、『The Athletic』は彼の目的地がラージョ・マハダオンダになると指摘している。ナカイは引き続きRFEFプリメーラ（スペイン３部）に所属するが、グループ１でプレーするため、レギュラーシーズンで（グループ２の）カスティージャと対戦することはない」とと報道。こう続けている。

「唯一欠けているのは、この才能あるMFがレアル・マドリーを退団するためのサインだ。３部リーグは出場時間を狙うには良い機会だったかもしれないが、彼はマドリーから抜け出し、３部に留まりたいと考えている」

"日本の宝石"の去就に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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