12年間在籍したリバプールを離れ、サウジへ移籍。ヘンダーソンの最後の振る舞いをクロップ監督が称賛「別れを告げるために待っていた」

2023年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

2011年にサンダーランドから加入

ヘンダーソンの最後の振る舞いが話題だ。(C)Getty Images

 リバプールは7月27日、キャプテンであるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンのアル・イテファク(サウジアラビア)への移籍を発表した。

 ヘンダーソンは2011年夏、サンダーランドからリバプールに加入。主将を務めていたスティーブン・ジェラードが退団した2015-16シーズンからは、その座を引き継ぎ、後にプレミアリーグやチャンピオンズリーグの優勝に貢献している。
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 そんなMFの退団をユルゲン・クロップ監督も「彼はこのクラブで私が指導した唯一のキャプテンだった。移籍は悲しく、まったく奇妙なことだ」と本音を明かしつつ、ヘンダーソンの振る舞いを称賛した。地元紙『Liverpool Echo』が伝えている。

「ヘンドは我々スタッフに別れを告げるために(練習場で)きちんと待っていた。それは本当に素晴らしい行動だったし、私はそれも良かったと思っている」

 1人のプレーヤーとしてだけでなく、ヘンダーソンのキャプテンシーや振る舞いもチームの大きな力となっていたことだろう。12年間在籍したクラブを離れる主将を「本当に難しい決断だったはず」と労い、「これはフットボールであり、人生だ。このようなことは起こり得るだろう」とコメントした。

 ファビーニョもサウジアラビアへの移籍が迫っているリバプールは、サウサンプトンのロメオ・ラビアを筆頭に新戦力の獲得に動いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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