バイエルン対マンチェスター・シティのフレンドリーマッチが７月26日、国立競技場で開催。２－１でシティが勝利を収めた。

　昨シーズン、ブンデスリーガで前人未到の11連覇を成し遂げたバイエルンと、チャンピオンズリーグ初制覇やプレミアリーグ優勝など、３冠を達成したシティが日本で激突した。

　王者同士の夢の対決は、序盤からお互いにボールを持てば、テンポ良くパスをつないで前進。攻守が激しく入れ替わる見ごたえのある一戦に。

　先にゲームを動かしたのはシティ。21分、カイル・ウォーカーのスルーパスに抜け出したリコ・ルイスが、ペナルティエリア右から折り返す。これに反応したフリアン・アルバレスの右足のシュートはGKに弾かれ、そのこぼれ球に詰めていたジェームズ・マカティーがゴールに押し込み、先制した。

　その後もシティが主導権を握るなか、相手の攻撃に対し、粘り強く守ったバイエルンもチャンスを創出。素早いカウンターから38分にジャマル・ムシアラ、43分にキングスレー・コマンが放ったシュートは、ともにGKエデルソンに阻まれた。
【動画】マカティーが詰めたシティの先制点！

　後半もシティが長短のパスを織り交ぜながらポゼッション。57分にオスカー・ボブとの連係からベルナルド・シウバが供給したクロスは味方に繋がらず。途中出場のアーリング・ハーランドが、前線で動き出しを繰り返すも、良い形でパスが入らない。

　バイエルンはコンパクトな守備陣形を保ち、相手にスペースを与えず。最後の局面でも速く身体を寄せてアタッカーに自由を与えない。逆に攻撃では67分、速攻から左サイドのサディオ・マネが仕掛けるも、シュートで終われず。それでも81分、マティス・テルの得点でバイエルンが試合を振り出しに戻す。

　このままでは終わらない。シティが86分、エメリック・ラポルトのゴールで再びリードを奪い、このまま終了。ドイツ王者を下した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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