名手が、魅せた。

　サウジアラビアのアル・ナスルは７月25日、ジャパンツアーでフランスのパリ・サンジェルマンと対戦。大注目のクリスティアーノ・ロナウドはこの試合で先発出場した。

　随所で熟練のプレーを見せる背番号７は、前半終了間際にスタンドを沸かせる。45分、右サイドからクロスが上がると、ゴール前でスタンバイしていたロナウドは、身体の向きを変え、巧みなオーバーヘッドを披露。シュートは惜しくも枠を捉えなかったが、見せ場を作った。
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　試合を中継する日本テレビで解説を務める元日本代表の北澤豪氏や槙野智章氏は、スターのスーパープレーに感嘆。前者が「マジか」と驚けば、後者は「エンターテイナーだな」とコメントした。

　ゴールはならずとも、観ている者を存分に魅了した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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