「非常に名誉だが…」クロップがドイツ代表監督就任の噂を否定。リバプールへの忠誠を誓う「私にはクラブでの責任がある」

2023年07月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

リバプールを離れたあとは?

クラブへの忠誠を誓ったクロップ監督。(C)Getty Images

 リバプールで9シーズン目を迎えるユルゲン・クロップ監督が、ドイツ代表監督就任への噂についてイギリス紙『The Athletic』にて言及した。

 ドイツ代表は現在、ハンジ・フリックが監督を務めているものの、最近の成績が振るわず。昨冬のカタール・ワールドカップでは日本代表に敗れるなど、過去16試合で4勝と苦しい結果となっている。
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 同メディアによれば、チームの立て直しに向けて新監督就任の要望も多く、クロップ監督に任せるのではないかと噂されているようだ。

 指揮官はこれに対して「代表監督の仕事は非常に名誉だが…」と言いながらも就任を否定した。

「就任を阻む理由は、私のリバプールへの忠誠心だ。今すぐここを離れて、ドイツ代表を率いるということはあり得ない。私にはクラブでの責任がある」

 クラブへの忠誠を誓った56歳は、2026年6月までの契約を前に、別のチームで指揮を執ることはないようだ。

 リバプールを離れたあとに監督業を継続するかどうかを問われると、「監督業は、やりがいのある仕事だ。まだ分からないが、選択肢は残したままにしておきたい」とコメントしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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