「9月に少しでも時間がもらえれば...」旗手怜央が“本音”で語った失意のW杯落選「CLでもプレーして個人のレベルはすごく上がっていた」

2023年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分のプレーを出せるという自信はあった」

失意のW杯メンバー落選を回想した旗手。(C)SOCCER DIGEST

 本音を明かした。

 元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、セルティックの日本代表MF旗手怜央がゲスト出演。カタール・ワールドカップのメンバーから落選した当時の心境を明かした。

 セルティックで躍動していた旗手は、本大会での招集が期待されたものの、セルティックの同僚である古橋亨梧とともに選外となった。

 内田氏から「自分の中ではどうなの?入れるかなという手ごたえはあったの?」と質問されると、25歳のMFはこう明かしている。

「新シーズンが始まって、チャンピオンズリーグ(CL)でもプレーしてて、代表の実績はないですけど、僕個人のレベルはすごく上がったなというのがあったので、9月の代表のタイミングで少しでも時間がもらえれば、自分のプレーを出せるという自信はあったんですけど...」
 
 だが、昨年9月にドイツで行なわれたアメリカ戦、エクアドル戦で、旗手に出番は与えられなかった。

「出られなかったので、その時に入らないんだろうなというのは自分の中ではありました」
【画像】ドイツ遠征で出番なしに終わった直後の旗手。コーチから声を掛けられるも...

「厳しいね。チャンスをもらえれば、もしかしたら何かできたかもしれない。最後あったかもしれない」と話す内田氏から、「ワールドカップは見てましたか?」と尋ねられると、こう答えた。

「悔しさもあって、ワールドカップの期間、チームがオフだったので、日本に戻ってきてたんですけど、自分のシーズンもあるんで、休むほうに専念して。帰ってグラスゴーに着いてからは、ちゃんと試合は全部みました」

 先月の6月シリーズで日本代表に復帰した旗手は、とりわけエルサルバドル戦で攻守に圧巻のパフォーマンスを披露した。4年後に向け、W杯落選の悔しさを晴らす戦いは始まったばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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