「米国にとって危険」優勝候補アメリカのメディアがなでしこJを警戒!キープレーヤーに挙げたのは?「常に脅威となる」

2023年07月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本のスカッドは、アメリカにあまり知られていない」

覇権奪回を目ざし、22日に初戦に挑むなでしこジャパン。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 女子ワールドカップ(W杯)開幕したなか、3連覇を目指すアメリカのメディアは、ライバルになり得るチームを分析している。

 元プロサッカー選手のヘイリー・ローゼンが創設したサイト『Just Women's Sports』では、アメリカがグループステージで対戦するベトナム、オランダ、ポルトガルだけでなく、決勝トーナメント進出後にも対戦する可能性があるチームをチェックしている。

 そのうちのひとつが、グループCでザンビア、コスタリカ、スペインと対戦する日本だ。同メディアは、池田太監督率いるなでしこジャパンのキープレーヤーとして、植木理子に注目した。「W杯で波をつくるかもしれない日本代表の若き原動力がリコ・ウエキだ」と伝えている。

「日本で最も経験豊富なゴールスコアラーはミナ・タナカだが、ウエキはことしのアジアカップでチーム最多の5得点をマーク。対戦相手のDFを恐れることなくプレーする23歳は、そのスピードで相手選手を消耗させ、常に得点の脅威となることができる。ジュン・エンドウも日本代表を後押しできるかもしれないが、今春のケガが懸念される」

【PHOTO】華やかにピッチで躍動!豪州&NZ女子W杯、美女プレーヤーを特集!
 Just Women's Sportsは、日本について「スペインと並んでグループCの突破候補だ。2019年大会が失望に終わり、日本は再建しなければならなかった。現在のメンバーは2011年や2015年大会とは大きく異なり、名を揚げる準備を整えている若きスターたちがいる」と評し、打倒アメリカの鍵については、次のように報じた。

「14選手がW杯デビューという、より若くなった日本のスカッドは、アメリカにあまり知られていない。一方、日本にはアメリカでプレーするヒナ・スギタやジュン・エンドウといった、比較的アメリカ代表スカッドを知っている選手たちがいる。何より、今の日本代表は必死にプレーしており、アメリカにとって危険となり得る」

「アメリカのようなチームとの対戦では、ゴールスコアラーたちに頼る必要があるだろう。最近はデンマークに0-1で敗れ、パナマには5-0で勝った。パフォーマンスが安定していない証拠で、W杯、特にアメリカとの試合でそれは許されない」

もちろん、強敵アメリカを倒せるかの前に、まずはグループステージを突破しなければいけない。22日のザンビアとの初戦で好発進したいところだ。


構成●サッカーダイジェストWeb編集部


【PHOTO】オーストラリア&ニュージーランドで行われる女子ワールドカップに出場するなでしこジャパンメンバーを一挙紹介!

【厳選ショット】個性ではみ出していく!なでしこジャパン壮行会を特集!!

【PHOTO】ザンビアとの初戦に向け、笑顔でトレーニングに励むなでしこジャパンを特集!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事