「手っ取り早いのは結果」旗手怜央&中村俊輔が海外で生き抜く“コミュニケーション”を語る!「大事なのはグラウンド」

2023年07月19日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「周りだったり、メディアの方の対応も変わってくる」

トークショーに登壇した中村氏(左)と旗手(右)。写真:滝川敏之

 7月19日のセルティック対横浜F・マリノスの親善試合を前に、試合会場の日産スタジアムで、トークショーが開催され、セルティックに在籍する古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希の日本人5選手と、両クラブのOBである中村俊輔氏が登壇した。

 様々な発言が飛び出したなか、特に印象に残ったのが、旗手のコミュニケーションに対する考え方だ。加入直後に行なわれた宿敵レンジャーズとの大一番で、2ゴール・1アシストという離れ業をやってのけた25歳のMFは、力強くこう語ったのだ。

「やっぱり言語が違うので、どうしても通じない部分もあるので、身振り手振りやったりしますけど…手っ取り早いのは、やっぱり結果。コミュニケーションを取る方法はあると思います。だけど、結果を残せばすごく受け入れてくれる部分があるので、結果が1番早いかなと。ピッチ上で、プレーで示せれば。そこが結構、僕にとっては重要だったかなと思います」
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 この言葉に、スーパーレジェンドの中村氏も共感し、自身も同じような経験をしたと明かした。

「珍しいのか分かんないですけど、結構いじられたので、それの相手をしていれば、段々馴染んでいきました。あと、今、旗手選手が言ったように大事なのはグラウンドです。そうすると、周りだったり、メディアの方の対応も変わってくるし。そこだと思います」

 言うまでもなく、ピッチ内外でのコミュニケーションは大切だが、結果は全てを超越する――。2人の言葉からそれがよく分かった。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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