セルティック対横浜F・マリノスの親善試合を翌日に控えた７月18日、試合会場となる日産スタジアムでトークショーが開催された。セルティックに在籍する古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、岩田智輝、小林友希の日本人５選手と、両クラブのOBである中村俊輔氏が登壇した。

　セルティックは2022-23シーズン、リーグ連覇に加え、スコティッシュカップとリーグカップ制覇も果たし、３冠を達成。しかし、チャンピオンズリーグ（CL）は２分４敗でグループ最下位に終わった。

　それだけに、会心のシーズンとはいかず。旗手は１年の振り返りを求められた際に、率直な思いをこう明かした。
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「僕自身、海外で１シーズンを通してやるのが初めてだったので、不安な面もありましたが、国内で見れば、チームとしても、個人としても結果が出て良かったのかなと思います。だけど結局、国内だけだったので、そこがすごく悔いが残ったところです。良かったところもあったし、悪かったところもあったシーズンだったかなと思います」

　25歳の中盤のエースは、CLでの対戦希望クラブにレアル・マドリーを挙げ、「去年、手も足も出なかったので、この１年間で自分がどれだけ成長したかをもう１回試してみたい」とも語った。

　新シーズンは宿敵レンジャーズのみならず、異国の難敵も打ち払い、国内外で満足のいく結果を残せるか。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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