アディダス ジャパンは７月18日、日産スタジアムで 「アディダス プレゼンツ セルティックFC ジャパンツアー2023 スペシャルトークショー」を開催した。

　現在セルティックに所属する古橋亨梧、旗手怜央、前田大然、岩田智輝、小林友希の日本人５選手に加え、OBの中村俊輔氏がゲストとして登壇。セルティック時代には2006-07シーズンにスコティッシュ・プレミアリーグMVPを受賞するなど活躍したクラブのレジェンドに、古橋が質問する場面があった。
　
　セルティックと同じグラスゴーを本拠地とするレンジャーズとのリーグ最大のダービー"オールドファーム"について、古橋は「同じだと思いますけど」と前置きしたうえで、当時の雰囲気や試合への入り方を問うと、俊輔は「同じですね」と話しつつ、こうコメントした。
 

「レンジャーズ戦でアシストとかしてもあまり評価されてなくて、３年目くらいにやっとミドルシュートを決めてから評価してもらえたので、レンジャーズ戦ってこんなに違うもんなんだと感じました」

　2008年４月16日に行なわれた一戦。ピッチ中央でパスを受けた俊輔は、ワントラップしてボールをコントロールすると、約30メートルはある距離から思い切って左足を振り抜く。少しアウトサイドにかかったシュートは、美しい軌道を描き、ゴールに突き刺さった。
【動画】約30メートルのミドルが驚きの軌道で突き刺さる！ 中村俊輔が宿敵から決めた伝説のゴール
　その後、俊輔が「でも、もう何回も決めたでしょ？」と聞くと、古橋は少し照れながら「今年は５」と回答。公式戦で複数得点を取った宿敵キラーの活躍に、俊輔は「素晴らしい」と称えた。

取材・文●金子徹（サッカーダイジェスト編集部）

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