アーセナルが2項目で「世界1位」に君臨!ライスやハバーツなど計358億円の大型補強が物を言う

2023年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

3人に約358億円を投資する

クラブ史上最高額で獲得したライス。(C)Getty Images

 今夏に大型補強を敢行しているのが、プレミアリーグのアーセナルだ。

 アヤックスからDFユリエン・ティンベルを4000万ユーロ(約62億円)で、ウェストハムからMFデクラン・ライスをクラブ史上最高額の1億1660万ユーロ(約180億円)で、チェルシーからMFカイ・ハバーツを7500万ユーロ(約116億円)で獲得。合計2億3160万ユーロ(約358億9800万円)は、パリ・サンジェルマンの1億5550万ユーロ(約241億円)、トッテナムの1億3630万ユーロ(約211億円)などを超え、ここまでの今夏投資額で世界1位だ。
 
 3人の強力新戦力を迎えたアーセナルのスカッドは、数字上はこれまた世界1位だ。『transfermarkt』によれば、7月18日現在で推定市場価格の全所属選手合計は10億2100万ユーロ(約1582億5500万円)。2位マンチェスター・シティの10億1900万ユーロ(約1579億4500万円)、3位パリ・サンジェルマンの10億300万ユーロ(約1554億6500万円)、4位レアル・マドリーの9億9100万ユーロ(約1536億500万円)などを抑え、トップに立っている。

 今夏の欧州移籍市場は9月1日まで開いており、ヨーロッパで選手売買が本格化する。とくにアーセナルは売却オペレーションがやや遅れており、最終的に推定市場価格の合計額はかなり下がるだろう。ただ、少なくとも現時点ではアーセナルが2項目で世界1位だ。

 昨シーズンに土壇場で逃したプレミアリーグの優勝、7シーズンぶりに出場するチャンピオンズリーグでの躍進に向けて、新シーズンにおけるアーセナルの本気度が伝わってくるデータと言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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