「もらいにいってますね」遠野大弥のPK奪取、槙野智章は“バンザイ”に着目!「もうちょっと上手くできたよね」

2023年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もらいたいがために、たぶん両手を上げている」

鋭い抜け出しで相手GKのファウルを誘った遠野。槙野氏は実体験を踏まえ、そのリアクションに着目した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 DAZN配信の『Jリーグジャッジリプレイ』に、元日本代表の槙野智章氏と坪井慶介氏が出演。7月15日に行なわれたJ1第21節の横浜対川崎で、川崎のPK獲得の場面に言及した。

 71分、スルーパスに抜け出した遠野大弥が、敵陣エリア内で相手GK一森純に倒される。主審は川崎にPKを与え、一森にはイエローカードを提示した。
【動画】遠野大弥、PK奪取のシーン
 リプレイ映像を見ながら、槙野氏は「一森も、(遠野に当たらないように)右肩をたたんでいるんですよね。ただ、ちょっと残り足が当たっているのかなって感じがしますね」と語る。続けて、注目したのは、倒れる寸前に両腕を上げている遠野のリアクションだ。

「僕もプレー中にファウルをもらいたいがために、アクションを起こしていた。チームメイトにもよく言われたんですけど、ファウルをもらいにいく時って、(足が)かかっていない時は、絶対に(両腕を上げながら)こうなるんですよ。遠野も、もらいたいがために、たぶん両手を上げているんですよ。これは本人、もらいにいってますね(笑)」
 
 もっとも、「でもたぶん、当たっていると思います」と一森とのコンタクトを認め、PKの判定は妥当だったとする。

 坪井氏も「ファウルを取られても仕方がない」と述べつつ、槙野氏の見方に同調。「ディフェンダー目線で、あのリアクションは、もらいにいってるだろって思っちゃうんですよ」と言えば、槙野氏は「もうちょっと上手くできたよね」と"経験者"ならではの見解を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連記事】「冷静にPK外しすぎだろ!」家長昭博のしくじりを若手2人がイジリ倒す!「ちゃんとこぼれ、詰めていたら」と追い打ち

【関連記事】「アキ 中1からやってたよ!」本田圭佑も反応!家長昭博の華麗なターン→ドリブル突破に賛辞「圧倒的なパワーと技術で相手DFを翻弄!」

「衝撃を受けた」槙野智章が対戦して"エグかった"世界的名手は?「身体がめちゃくちゃ分厚い」「いい匂いする」

次ページ【動画】遠野大弥、PK奪取のシーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事