ポーランド代表FWシュヴィルツォクがJ2大宮に完全移籍で加入! 活動禁止処分解除で再び日本でのプレーを選択

2023年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本を代表する魅力ある強いクラブにしていきたい」

大宮への加入が決定したシュヴィルツォク。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部)

 J2大宮アルディージャは7月6日、ザグウェンビェ・ルビン(ポーランド)より、ポーランド代表のFWヤクブ・シュヴィルツォクの完全移籍加入を発表した。

 シュヴィルツォクは地元クラブやドイツのカイザースラウテルンなどでプレーした後、2021年夏に名古屋へ加入。1年目からリーグ戦14試合に出場し、7ゴールを挙げるなど活躍した。

 しかし、同年12月に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝の浦項スティーラーズ戦後に実施されたドーピング検査で、同選手から採取された検体(A検体)から禁止されている物質が検出。また同時に、採取された別の検体(B検体)でも、禁止されている物質が検出された。

 この結果を踏まえ、アジアサッカー連盟はシュヴィルツォクに対する処分を決定。すべてのサッカー関連活動(国内および国際試合、親善試合、公式戦を含む)に関し、4年間の活動禁止処分を科したが、シュヴィルツォクはスポーツ仲裁裁判所に訴え、勝訴して活動の再開が可能に。古巣のザグウェンビェ・ルビンでのプレーを経て、再び日本でのプレーを選んだ。
 
 30歳のストライカーは、大宮への加入にあたり、クラブを通じて次のようにコメントを発表している。

「大宮アルディージャのファン・サポーターの皆さま、初めまして。新たなストライカーのヤクブ・シュヴィルツォクです。

 再び日本のリーグでプレーする機会を与えていただき、とても光栄に思っています。困難な状況に立ち向かい、チームを上位に導くために、ストライカーとしてゴールを奪い、全力で戦うことをお約束します。また大宮アルディージャを日本を代表する魅力ある強いクラブにしていきたいです。

 そのためにも共に団結し、クラブの目標を達成するために、チームの一員として成長していきたいと思っています。

 ファン・サポーターの皆さまの熱いサポートを感じながら、一丸となってチームを勝利に導くことを心から楽しみにしています! スタジアムで会いましょう! クバ」

  なお、大宮での背番号は「10」に決定。入国日は調整中で、入国後にチームへ合流予定だという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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