「失望した」15秒レッドに0G0A。トルコを去った中島翔哉を海外メディアが酷評「彼のキャリアはまた一年無駄になった」

2023年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「別のクラブを探すために自由に市場に出させた」

トルコ1年目は先発6試合に終わった中島。(C)Getty Images

 トルコのアンタルヤスポルは7月4日、双方合意の上で、所属していた中島翔哉との契約を解除したと発表した。

 アンタルヤスポル1年目の成績は16試合(うち先発7)に出場して0得点・0アシスト。デビュー2戦目では15秒(記録上は2分)でレッドカードを受けて退場するなど精彩を欠いた。

 そんな28歳のMFに「失望した」と辛辣だったのがブラジルの大手メディア『globo』だ。7月5日に掲載した記事で、次のように綴っている。

「ポルトのセルジオ・コンセイソン監督の計画に反して、中島は9月にポルトガルのクラブを退団し、元ドルトムントの選手だったヌリ・シャヒンが監督を務めるアンタルヤスポルと2年契約を結んだ。2試合目ではベンチから出た中島がフィールドにいたのはほんの数秒で、相手の強烈なタックルで一発退場となった」

【動画】キャリア初の退場に茫然。途中出場からファーストプレーのタックルでレッドカードを受ける中島翔哉
 同メディアは「出場停止から復帰すると、チームが勝利した3試合連続で先発出場のチャンスを獲得し、調子を取り戻す兆しを見せたが、ハムストリングの負傷により2か月間離脱した。戻ってくると、状況が繰り返された。彼は4試合連続でプレーしたが(2試合は先発出場)、再び負傷した」と指摘。こう続けている。

「3月に復帰してからは、残りシーズンをサブとして過ごし、彼が与えられた数分間は印象に残らなかった。結局、彼のキャリアはまた一年無駄になってしまった。リーグ戦では628分間、カップ戦では120分間に出場したが、ゴールもアシストもなかった。アンタルヤスポルはすでに彼を放出し、別のクラブを探すために自由に市場に出させたほどだ」

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構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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