「自分がいるチームでやるべきことをやる」サウジにNO? 旗手怜央の発言に地元紙が注目!「セルティックのファンを安堵させる」

2023年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「一生に一度できるかできないかの舞台なんで...」

セルティックでの活躍によって移籍市場で注目を浴びている旗手。(C)Getty Images

 旗手怜央はプレミアリーグへの関心を隠さなかった。一方で、目ざしているのは高いレベルであることも強調している。スコットランドでは、サウジアラビアへの道を閉ざす発言と捉えられたようだ。

 昨季のスコットランドで年間最優秀選手の候補にノミネートされた旗手は、この夏の移籍市場で新天地に向かう可能性が騒がれている。自身をグラスゴーにアンジェ・ポステコグルー監督が移籍したトッテナムや、"爆買い"を続ける中東からの関心が連日噂されている。

 そんななか、旗手本人は7月4日に配信された『DAZN』の番組「やべっちスタジアム」にVTR出演。今後プレーしてみたいリーグについて、「プレミアだったり、そういう高いレベルのところで、一生に一度できるかできないかの舞台なんで、プレーできるのであれば、チャレンジしたい」と話した。
 
 そのうえで、旗手は「ただ今は自分がいるチームで、まず自分のやるべきことをしっかりやることが最優先」とも強調。セルティックで自らの役割を果たすとも述べている。

 これらのコメントを受け、地元紙『Daily Record』は「本当の望みを明かした」、『footballscotland』は「沈黙を破った」と報道。『The Scottish Sun』は「ポステコグルー、ジョッタ、アーロン・ムーイが去るのを見てきたセルティックのファンを安堵させるものだろう」と伝えた。

「キョウゴ・フルハシの新たな4年契約が発表された朝の気分を、さらに良くさせるだろう」

 一部では、旗手が古橋以上にプレミアクラブのターゲットになるとも言われてきただけに、目の前のことを大切にするという旗手の言葉は、セルティックのサポーターを安心させたに違いない。

 ただもちろん、旗手が高みを目指していることは変わらない。そのためにも、2023-24シーズンが重要な一年になることは、本人が誰よりも分かっているだろう。日本代表定着にも意気込んだ旗手のさらなる活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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