湘南ベルマーレからドイツ２部のホルシュタイン・キールに完全移籍した町野修斗を、ドイツ大手紙『Bild』が紹介している。

　町野は昨シーズンのJ１で13ゴールをマークし、得点ランキングで日本人トップの２位。カタール・ワールドカップの日本代表メンバーにも名を連ね、今シーズンも湘南のエースとして奮闘していた。

　そんな23歳のストライカーを同紙は、「２部リーグのクラブにとってはクーデターのようなもの」と評価している。
 

　さらに、キールのマルセル・ラップ監督は、以下のように期待を寄せた。

「シュウトは右、左、そして頭でも見事なフィニッシュを見せる本物のゴールスコアラーだ。また、ペナルティエリア内で得点するための優れた嗅覚を持っている。メンタリティの面でも、素晴らしいチームプレーヤーであり、我々に多くの喜びをもたらしてくれるだろう」

　町野は来月からオーストリアで行なわれるトレーニングキャンプでチームに合流予定。７月２日に行なわれるJ１第19節の横浜F・マリノス戦が、湘南でのラストマッチとなる。

　湘南は目下３連敗中で12戦未勝利。自らのゴールで６節以来の白星をもたらし、有終の美を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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