Jリーグは６月28日、埼玉スタジアム2002にて、J１第12節の浦和レッズ対湘南ベルマーレを開催。４－１で浦和が勝利を収めた。

　立ち上がりから攻勢を強める浦和が、幸先よく先制。20分、岩尾憲のロングフィードに抜け出した大畑歩夢が、ペナルティエリア左から折り返す。これに走り込んだ興梠が、右足でゴールに流し込んだ。

　両チームともにインテンシティが高く、攻守が激しく入れ替わる展開に。浦和は34分に大畑、その５分後に興梠がシュートを放つも、ともにGKソン・ボムグンに好セーブで阻まれる。

　湘南も速攻からチャンスを創出。45＋３分、小野瀬康介の右サイドからのラストパスに、ゴール前で反応した町野修斗のシュートは枠を捉えられず。浦和の１点リードで前半を終える。
 

　後半に入ると湘南が反撃。53分、こぼれ球をペナルティエリア左で拾った杉岡大暉が、敵陣深くまでボールを運び、クロスを上げる。これにニアサイドの大橋祐紀が頭で合わせて同点に追いつく。

　それでも、浦和が61分に勝ち越し。敵陣中央の左で収めた関根貴大がドリブルで切り込み、ペナルティエリア中央から右足を振り抜く。強烈なシュートは右ポストの内側を叩いてネットを揺らした。

　勢いそのままに、その４分後にも関根が追加点。大久保智明が右サイドをドリブルで突破し、マイナスのクロスを供給。これを関根が冷静に右足でゴールに流し込み追加点を挙げると、90＋２分にはホセ・カンテのゴールで３点差に。

　試合はこのまま終了し、ホームチームが勝点３をゲット。ここまで３試合連続ドローだった浦和は４試合ぶりの勝利、敗れた湘南は12試合未勝利となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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