横浜FCの小川航基は、オランダ１部NECへの移籍が確実になったようだ。地元メディア『FORZANEC.NL』が伝えている。

　小川は昨季、J２で41試合に出場して26ゴールをマーク。得点王に輝き、J１昇格に大きく貢献した。また、今季もここまで15試合に出場し、チームトップの６得点を奪っている。

　小川は、かねてからNEC入りが囁かれているが、同メディアは「NECはこの25歳の日本人ストライカーを補強したも同然のようだ」と伝えている。

「買い取りオプション付きのレンタル契約になるだろう。NECは小川、横浜FCとすでに合意に達しているが、まだ必要な手続きを済ませる必要がある。彼は７月１日に現所属のクラブに別れを告げて、オランダでメディカルチェックを受けるだろう」
 

　さらに同メディアは、NECが清水エスパルスからストラスブールにレンタル中の鈴木唯人の獲得も検討していると伝えており、「日本では素晴らしい才能の持ち主と見なされており、今年初めにはクラブ・ブルージュからも切望されていた。今季限りでローン契約が切れるため、獲得できるかもしれない」としている。

　また、横浜FCは６月28日、クラブの公式サイトで小川が「移籍を前提とした調整に入るため、７月２日をもってチームの活動から離れる」と発表している。

　海外初挑戦が目前の小川。その得点力を欧州の地でも発揮できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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