「私を椅子から離す」ジダンが激賞した2人の名手は? 5番継承ベリンガム、ファンのエムバペ、去就にも言及「すぐに復帰できると…」

2023年06月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フランスに戻って働きたいか?」との問いに――

監督業から2年離れているジダン氏。来季の復帰はあるのか。(C)Getty Images

 フランスの英雄ジネディーヌ・ジダン氏が、母国メディア『Téléfoot』のインタビューに応じ、去就などについて語った。スペイン紙『AS』が6月25日付けで伝えている。

 今月23日に51歳の誕生日を迎えたジダン氏は、古巣レアル・マドリーを前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇に導くなど、監督としても類まれな才能を発揮。しかし、2020-21シーズンにマドリーを離れてからは、フリーの状態が続いており、度々フランス代表やパリ・サンジェルマン行きが取り沙汰されている。

 ジダン氏はしばらく離れている監督業について、「もちろん、恋しいよ。離れていると、また違った見方ができる。この2年間はアドレナリンが出ていないけど、そのうち出てくるよ」と発言。そのうえで、「フランスに戻って働きたいか?」と問われると、こう答えた。

「何事にもノーとは言えない。自分が何を望み、何を望まないかは分かっている。休むと決めたなら、休むべきだったから…。すぐに指導に復帰できると、自分に言い聞かせられればいいんだけどね」

 また、注目選手にも言及。マドリーで指導したカリム・ベンゼマとルカ・モドリッチの両ベテランに加え、新たに名門の門を叩き、自身の「5番」を継承したジュード・ベリンガムを称賛した。
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「私を椅子から離す選手がいるとすれば、それはカリム・ベンゼマだ。ルカ・モドリッチもそうだろう。ボールを取られるんじゃないかと思わせておいて、彼らは結局、いつも上手くやってのける。ベリンガムは重要な選手だ。レアル・マドリーでプレーする準備はできている」

 自身の影響で髪を切った事実を「知らなかった」というキリアン・エムバペに関しては、さらなる成功を強く期待する。「私はエムバペのファンだ」とも口にした。

「いつかバロンドールを手にし、多くのタイトルを獲得するよう願っている。彼がやっていることは、フランス代表にとっても、彼のクラブであるPSGにとっても素晴らしいことだ」

 フランス代表の指揮官として、ジダン氏がエムバペと共闘する日は来るのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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