「トッテナムでやれる」古橋亨梧の移籍にレジェンドOBは太鼓判も…引き抜きはないと予測「アンジェは獲得しにいかないと思う」

2023年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は22歳ではなく28歳だ」

ポステコグルー監督が就任したトッテナムへの移籍が取り沙汰されている古橋。(C)Getty Images

 セルティックからアンジェ・ポステコグルー監督を引き抜いたトッテナムは、指揮官の愛弟子である古橋亨梧の獲得も注目されている。来シーズン、再浮上を目指す北ロンドンのクラブにとって、日本代表ストライカーは適切な補強となるのだろうか。

 もちろん、まずはトッテナムが古橋の獲得に動くのか、そしてセルティックとの交渉をまとめ、移籍を成立させられるのかが問題だ。セルティックのレジェンドOBであるクリス・サットンは、ポステコグルーが古巣からの引き抜きを狙わないのではないかという見解を示した。

 セルティック専門サイト『CELTS ARE HERE』によると、サットンは『BBC 5 Live』で「間違えているかもしれないが、アンジェはセルティックの選手を誰も獲得しにいかないと思う」と話している。

「セルティックのファンがまだ彼を愛していることからね。彼がセルティックのベストの選手たちを獲得したら、彼らは喜ばないだろう」

 そのうえで、サットンは古橋にトッテナムで活躍できるだけの力があるとも評価した。

「ハリー・ケインとは違う選手だ。だが、プレミアリーグでやれるだけの選手だよ。トッテナムでやれるか? イエスだ」
 
 一方、英公共放送『BBC』によると、セルティックにもレンジャーズにも在籍した元スコットランド代表のケニー・ミラーは、「こういうチームが補強を狙うのに大事なのは、レベルと年齢だ」と、トッテナムにとって適切な補強ではないとの考えを示している。

「キョウゴを獲得するのにどれだけのコストがかかる? 30ゴール決めるなら、その価値はあるだろうがね。だが、彼は22歳ではなく28歳だ。退団するときには、(移籍金で)何も戻りがない」

 ここの2シーズンのスコットランドで無双状態だった古橋だけに、プレミアリーグ挑戦を見たいというファンも少なくない。だがもちろん、彼を愛すセルティックのサポーターは残留を願っている。今は日本代表に集中しているという古橋だが、この夏の決断から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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