アルゼンチンで開催中のU-20ワールドカップでU-20日本代表は、現地時間５月24日にグループリーグ第２戦でU-20コロンビア代表と対戦。１－２で逆転負けを喫した。

　コロンビアの決勝ゴールを決めたのが、後半頭から投入されたFWトマス・アンヘルだ。１－１で迎えた59分、ゴール前でこぼれ球に反応して左足で冷静に決め切った。

　国内の名門アトレティコ・ナシオナルに所属する20歳のストライカーは、実は２世選手だ。父親のファン・パブロ・アンヘルは1990年代から2000年代にアトレティコ・ナシオナル、リーベル、アストン・ビラ、NYレッドブルズなどで活躍し、コロンビア代表でも33試合・９得点の成績を残している往年のレジェンド。ポジションは息子と同じFWだった。
 

　トマスは父親がアストン・ビラでプレーしていた2003年に生まれたため、出生地はイングランドのバーミンガムだったという。

　さすが親子だけあって端正ながら野生味ある顔立ち、太めの眉毛などがソックリ。日本のSNSもややザワついており、父親も知るオールドファンからは「似てるな～」、「あのアンヘルの息子か」、「アンヘル懐かしすぎる」、「息子さんだったか」、「そっくりだな」などの投稿も見られた。

　ちなみに、同試合でコロンビアの10番を背負って同点ゴールを挙げたヤセル・アスプリージャも、オールドファンにとっては懐かしいファミリーネーム。それこそアンヘル父親と同じ時代にコロンビア代表のエース格だったのが、ファウスティーノ・アスプリージャだったからだ。ただ、こちらの２人は親子関係ではない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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