「当時からプロフェッショナルだった」城彰二がオフのCM撮影時に驚いたカズの“凄さ”を明かす!「俺と岡野君は…」

2023年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オフの期間でも、オフじゃない」

56歳にして新天地ポルトガルでデビューしたカズ。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。過去に出演したテレビCM撮影時に三浦知良が見せたプロフェッショナルぶりを語った。

 城氏は、カズや岡野雅行氏と共演した飲料水のCMで得たギャランティが「ウン千万(円)」だったと明かす。3人で"格差"があり、その額は高い方からカズ、城氏、岡野氏の順だったと明かす。シーズンオフに3日間かけて行なわれた撮影では、カズだけ"違い"があったという。

「一緒の行動じゃないんだよ。トレーナーを連れてきてね。朝、走ったりとか。別室だから、カズさんだけ。空いている時間にマッサージして。俺と岡野君は『ああでもない。こうでもない』と言いながら2人で喋っててね」

「当時からカズさんはプロフェッショナルだった」と称え、撮影日の朝は眠かった自分とは対照的に、トレーニング後のカズがピンピンしていたと振り返る。

「オフの期間でも、オフじゃない。その考え方の違い。そういうのは、カズさんは凄い」
 
 そんなキングを見習おうとは思わないという城氏は、オフは"完全オフ"の状態で、トレーニングをせずに食事制限もしていなかったために約10キロ太り、シーズン前のキャンプで絞っていたと明かす。

 横浜F・マリノスでチームメイトだった故・松田直樹氏も同様だったとして、合宿で身体を作るタイプと、コンスタントにトレーニングを続けるタイプの選手がいるとして、「どっちがいいか、分からないけど」と述べる。

 そのうえで、「もう少し、ちゃんと節制してやれば、もう少し長く(選手として)できたかもしれない」と語った。

 56歳にしてポルトガル2部のオリベイレンセで公式戦デビューを飾ったカズは、当時からプロ意識の高さが別格だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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