「もちろん彼らは優勝できる」ジェラードがインテルの13年ぶりCL制覇に太鼓判!「インザーギは良いチームを持っている」

2023年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「決勝の相手がどこだろうと、チャンスはある」

インテルは優勝した2009-10シーズン以来、13年ぶりにCL決勝進出を果たした。(C)Getty Images

 リバプールの英雄スティーブン・ジェラード氏が、インテルのビッグイヤー獲得に太鼓判を押した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現地時間5月16日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2レグで、インテルは宿敵ミランと対戦。ラウタロ・マルティネスのゴールで1―0と勝利を収め、2戦合計3-0で、レアル・マドリーかマンチェスター・シティと戦う決勝に進出した。

 ジェラード氏は「もちろん彼らは優勝できる」と断言。「チャンスに恵まれているし、そのチャンスに相応しい。組織的で、プロフェッショナルだ。今夜も仕事をし、プレッシャーに耐え、相手を打ち負かした。彼らは手強く、ボックス内を非常によく守り、フォワードエリアでは脅威となる」と、その戦いぶりに惜しみない賛辞を寄せた。

「決勝の相手がどこだろうと、チャンスはある。良いチャレンジになると思う。彼らはスペースを奪い、ボールを持っても落ち着いていて、プレースタイルに合ったウイングバックがいる。(フェデリコ・)ディマルコはカウンターで脅威だ。3人のセンターバックは、ボックスを完璧に守っていた。中盤のバランスも良いし、ボックスまで行けるランナーも揃っているうえ、執念深く粘り強い」
 
 間もなく43歳となる名手はさらに、シモーネ・インザーギ監督が持つ攻撃陣の選択肢の多さにも言及。ロメル・ルカクとエディン・ジェコの名を挙げ、こう語った。

「何もないところから何かを生み出すジェコの経験を選ぶのか、背後から走り込み、機動力を発揮できるルカクを選ぶのか。ルカクはボールを保持できるし、チャンスを作り、ゴールも決められる。決勝では大きな決断を迫られるね。ルカクの方がカウンターで機動力を発揮すると思う。

 インザーギはこのチームの強さを鍛え上げた。良いチームを持っているね。彼はこのチームで正しい方程式を見つけ、このコンペティションで成功を収めている」

 セリエAの凋落が叫ばれて久しいが、インテルはイタリア勢としても13年ぶりにCL制覇を果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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