現地時間５月14日のエスパニョール戦を４－２で制し、４シーズンぶりのラ・リーガ優勝を決めたバルセロナ。すでに視線は来シーズンに向かっているようだ。

　移籍市場のエキスパートとして知られる『スカイ・イタリア』のファブリツィオ・ロマーノ記者は同日、インスタグラムで『Jijantes FC』からの引用ニュースを報道。バルサのジョアン・ラポルタ会長が噂に上がっているリオネル・メッシの復帰に関して、次のように語ったという。

「我々はレオ・メッシをバルセロナに連れ戻すために全力を尽くす。ファイナンシャル・フェアプレーの範囲内で、計画に組んでいます。より強いチームを作ります」
 

　メッシは下部組織から20年間に渡ってバルサでプレーしてきたが、2021年夏に経済的理由により新契約が破談。退団会見で涙を流し、パリSGへと移籍した。その契約は今シーズン限りで、来シーズンに向けた去就が注目されている。

　メッシ本人も復帰を望んでいるとされるが、近年のバルサが経済的に苦しんでいるのは周知の事実。メッシが減俸を了承したうえで、複数選手の売却が必須と見られている中、ラポルト会長はその調整にトライすることを明言した格好だ。

　一方でメッシには、サウジアラビアのアル・ヒラルから年俸４億ユーロ（約600億円）以上という信じられない内容のオファーが届き、インテル・マイアミやニューカッスルも新天地候補に上がっている。

　涙の退団会見から２年。はたして、メッシのバルサ復帰は実現するのか。大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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