現地時間５月10日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準決勝の第１レグで、インテルは宿敵ミランとサン・シーロで対戦した。

　インテルは、開始８分に左CKを得ると、ハカン・チャルハノールのキックにエディン・ジェコが左足のボレーで合わせて先制点を奪った。

　さらにその３分後には、エリア内に侵入してきたヘンリク・ムヒタリアンがネットを揺らして追加点。後半は押し込まれる時間帯もあったものの、このまま逃げ切り、２－０で勝利を飾った。

　UEFAの公式サイトによると、インテルのシモーネ・インザーギ監督は、「とても満足している」と試合を振り返り、第２戦に向けて気を引き締めた。
 

「前半は非常に良い出来だった。２点よりもっと取れたかもしれないが、素晴らしい内容だった。そして、ホームでの第２レグでは、ファンのみんなとともに戦う。我々は夢を見る前に、まだ大きな努力をしなければならない」

　インテルは決勝進出を懸けた"ミラノダービー"第２戦を前に、13日のリーグ戦でサッスオーロと対戦する。

　指揮官は、「選手たちは、心も頭も使って、ピッチのあらゆる場所をカバーしながらプレーした。サブの選手の貢献も嬉しいが、まだピースが足りない。72時間後にはセリエAのサッスオーロとの非常に重要な試合がある。このような試合では多くのものを消費するので、肉体的にも精神的にもエネルギーを回復しなければならない」と語った。

　インテルは13シーズンぶりのファイナル進出を果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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