【クラブW杯】スアレスが大会初の3得点! バルサが3-0快勝で世界一を懸けてリーベルと対戦!

2015年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

こぼれ球を押し込み先制、ボレーで2点目、PKで3点目!

イニエスタの浮き球のパスに反応したスアレスが2点目を決める。その後、PKで3点目を奪った。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 クラブワールドカップ準決勝のバルセロナ対広州恒大は12月17日、横浜国際競技場で19時30分にキックオフされた。
 
 バルセロナは、負傷欠場のネイマールに続き、メッシが尿管結石により欠場。3トップはセルジ・ロベルト、スアレス、ムニルという顔ぶれとなった。一方、広州恒大はロビーニョがベンチスタートとなった。
 
 試合は、立ち上がりからバルセロナが圧倒的にボールを支配。80パーセント以上のポゼッション率をベースに多彩なパスワークとスアレスのドリブル突破などでじわじわと広州ゴールに迫る。
 
 23分にはイニエスタのスルーパスに反応したムニルがディフェンスラインの裏に抜け出すも、相手GKの好セーブに阻まれた。
 
 広州もゴール前でよく粘り、試合は膠着状態となりつつあったが、39分にようやくバルセロナが均衡を破る。ラキティッチのミドルシュートのこぼれ球に、スアレスが詰めて押し込み先制点。ついにバルセロナが1点をリードした。
 
 しかし、広州はその直後、セットプレーのチャンスを掴むと、エウケソンがバックヘッドでバルセロナゴールを脅かす。ブラーボのファインセーブでなんとか事なきを得た。

 前半を終えて1-0でバルセロナがリードしている。

 後半に入り、バルセロナは50分、イニエスタの浮き球のパスに反応したスアレスが、胸トラップから右足のボレーを突き刺し、2-0とした。

 そして67分には、ムニルがペナルティエリア内で倒されPKを得ると、これをスアレスが決め、バルセロナが3-0とリードを広げる。スアレスは大会史上初となるハットトリックを記録した。

 その後、バルセロナは72分にサンドロ、76分にアドリアーノ、81分にサンペールを投入。イニエスタやジョルディら主軸はベンチに下がったが、最後まで主導権を渡さずにゲームを進める。
 
 結局、試合は3-0でタイムアップ。バルセロナが決勝に駒を進め、リーベルとクラブ世界一を懸けて戦うこととなった。決勝は12月20日、横浜国際競技場で19時30分にキックオフされる。
 
 一方の広州恒大は3位決定戦に回り、広島と対戦する。3位決定戦は、決勝戦前の16時に同じ横浜国際競技場で行なわれる。
 
【PHOTOハイライト】バルセロナ 3-0 広州恒大
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