「戦おうとするんだけど…」レガネス柴崎岳がヨーロッパのアウェーの戦いづらさを解説!日本との違いにも言及「価値観というか、美徳とか」

2023年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「Jリーグのチームがそうすればよいと言っているわけではない」

17年からスペインでプレーする柴崎。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 ラ・リーガの日本語公式アカウントが5月10日に更新。スペイン2部のレガネスでプレーする柴崎岳が欧州における"アウェーゲーム"を語った。

 2017年からスペインでプレーする柴崎は、アウェーでの戦いづらさについて、「戦おうとするんだけど、それと反してメンタリティが全く逆というか。ホームの力が、ヨーロッパでは結構強いのでは」と述べる。その理由に、ホームチームの巧みさを挙げた。

「ファンやスタジアムの作る雰囲気が、アウェーチームを圧倒するような声だったりとか、野次だったりとか、プレッシャーのかけ方をホームチームが心得ている」

 圧力がかかった選手が、普段と違う消極的なプレーを選択してしまうのをきっかけに、チームに悪影響が出るという。
 
「そういうプレーって、やっぱり伝播していくので。1個のプレーが、違う選手を消極的にさせたりしていく。歯車がかみ合わなくなっていく。アグレッシブに判断する選手と消極的に判断する選手でギャップが生まれて、プレーの選択にズレが生まれてくる。そういうところで、上手くいかなかったりする」

 日本の鹿島アントラーズでプレーしていた際には、敵地でもそれほど違いを感じなかったとして、「日本特有の価値観というか、美徳とか、スタジアムの雰囲気作りにも通ずるところがあると思う。別に、Jリーグのチームがそうすればよいと言っているわけではない」とコメントした。

 レガネスは3戦を残して14位。次戦は日本時間13日、アウェーでブルゴスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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