元日本代表FWの大久保嘉人氏が、５月８日にDAZNで配信された『やべっちスタジアム』に出演。アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）決勝で受けた衝撃を語った。

　浦和は６日、ACL決勝の第２レグでアル・ヒラル（サウジアラビア）と対戦し、１－０の勝利。敵地での第１レグは１－１のドローで、２戦合計２－１でアジア王者に輝いた。

　ホームの埼玉スタジアム2002で行なわれた第２レグでは、５万3374人もの観客が詰めかけ、スタンドを真っ赤に染めた。また、浦和サポーターの息の合った大声援が終始、会場に鳴り響いた。
 

　大久保氏は番組MCの矢部浩之さんとともに、現地で試合後の酒井宏樹を取材。酒井が、サポーターの声援にかき消され、ピッチ内では選手同士の声が通らないと明かすと、大久保氏も「僕たちと一緒ですね。僕たちも通らなかったですもんね。（矢部さんが）横なのに聞き取りづらかった」と振り返った。

　続けて、酒井の「凄かったですよね？」との問いかけに大久保氏は「代表よりも凄かった。こんなチームが日本にあって嬉しかった」と返答。すると酒井は、「誇らしいです」と最後まで背中を押してくれたサポーターを称えた。

　ACLで史上最多となる３度目の優勝。浦和が栄冠を手にした背景には、世界に誇れるサポーターの後押しがあった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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