Jリーグは５月６日、J１第12節の２試合を開催。豊田スタジアムでは名古屋グランパス対ガンバ大阪が行なわれ、１－０で前者が勝利を収めた。

　立ち上がりは名古屋が主導権を握り、やや優勢に試合を進める。７分、マテウス・カストロが左サイドの敵陣中央から直接FKを放つも、相手GKに処理される。34分には酒井宣福のクロスを内田宅哉が押し込むも、オフサイドの判定に。

　対するG大阪も時計が進むにつれ、徐々にボールを持つ時間を増やしたが、相手のコンパクトな守備に手を焼き、決定的なシーンに持ち込めない。

　一進一退の攻防を見せるなか、両者譲らずスコアレスで前半を折り返した。
 

　そして迎えた67分、名古屋がついにゲームを動かす。藤井陽也がペナルティエリア右からクロスを送る。ユンカーが一度は触るも、ボールがこぼれる。これを稲垣祥が押し込み、先制に成功した。

　ビハインドを負ったG大阪は失点直後に山本理仁、宇佐美貴史、鈴木武蔵を同時投入し、攻勢を図ったが、５バックを敷く名古屋の守備対応に苦しみ、反撃弾には至らず。

　このまま名古屋が稲垣の挙げた１点を守り抜き、４試合ぶりの白星、G大阪はこの敗戦で３連敗と苦しい状況に陥っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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