「もらい泣きしちゃう」セリエA最大の発見となったナポリFWの“歓喜の涙”が反響!「ジョージアの誇り」

2023年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーグ最多のアシストを記録する

ナポリのセリエA優勝に大きな貢献を果たしたクバラツヘリア。(C)Getty Images

 現地時間5月4日にナポリはセリエA33節でウディネーゼから勝点1を稼ぎ(1-1)、実に33年ぶり3度目のセリエA優勝を決めた。故ディエゴ・マラドーナを擁した1989-1990シーズン以来のスクデット獲得だ。
 
 その立役者の1人が、ジョージア代表FWのフビチャ・クバラツヘリアだ。昨夏に生え抜きのエースだったロレンツォ・インシーニェがトロントFCに去り、その後釜としてナポリに加入。欧州5大リーグ初挑戦の若手とあって当初は懐疑的な見方もされたが、独力で敵をこじ開けるドリブル、正確なシュートやパスで大活躍を演じる。セリエAでは12ゴール・10アシスト(リーグ最多)を記録し、スクデット獲得に大きな決定的な貢献を果たした。
 
 マラドーナをもじった「クバラドーナ」の愛称が定着するなどスターの階段を駆け上がったが、その性格はピュアそのもの。セリエA公式のTwitterとYouTubeが投稿した動画には、優勝決定直後のロッカールームでチームメイトが歓喜を爆発させる中、ジョージア国旗に包まれながらクバラツケリアは1人で下を向きながら涙を流している姿が映っていた。
 
 GKアレックス・メレトが笑顔で話しかけハグをするシーンを含めて、その姿はサポーターの心を揺さぶる。コメント欄も
 
「歓喜の涙。彼は小さな国から夢を抱いてイタリアに来たが、こんなに早く成功できるとは思っていなかったのだろう」
「クバ泣かないで。ナポリを優勝に導いたのは君だよ」
「メレト優しい」
「みんな君のことが大好きだ」
「勇者が泣いている。クバはジョージアの誇りだ」
「シーズンMVPに相応しい」
「クバラドーナは永遠に」
「素晴らしいプレーだった」
「私は君と一緒に泣きます」
「ジョージアの無名選手がイタリアのチャンピオンに」
「もらい泣きしてしまう」
 
 ちなみに、クバラツヘリアの推定市場価格は、ナポリ加入時の1500万ユーロ(約23億円)からすでに8500万ユーロ(約128億円)まで大幅アップ。「今シーズンのセリエAで最大の発見」という声も出ている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】クバラツヘリアの「歓喜の涙」
 

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