6万人のサポーターと共に勝ってACL制覇だ!浦和のエース興梠慎三が決意!「0-0は捨てる」「期待してほしい」

2023年05月05日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「6万人のサポーターの気持ちを背負って戦いたい」

リベンジを果たしてのACL制覇へ意気込みを語った興梠。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 浦和レッズのFW興梠慎三が、5月6日に埼玉スタジアム2002で行なわれるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2レグ、アル・ヒラル戦を前に会見に出席。クラブ史上3度目のアジア制覇に向け、意気込みを語った。

 敵地サウジアラビアで戦った第1レグでは、興梠が相手のミスを突き、貴重なアウェーゴールともなる同点弾を叩き込んだ。0-0で終えても優勝に手が届くが、守りに入る気持ちは微塵もない。

「多少のアドバンテージはあるけど、0-0で終えようとは誰1人思っていない。そう簡単に勝てる相手ではないけど、僕たちは勝ちにいきたいと思っている。0-0でいいんだという気持ちは捨てたほうがいい。僕らはホームででき、6万人近くのサポーターが来てくれる。その大勢のサポーターの前で、0-0でいいんだという気持ちは捨てないと。絶対に勝つ。守備はゼロで抑えて、得点して勝ちたい」
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 2019年にファイナルで相まみえた際には、敵地での第1レグを0-1で落とすと、日本に戻っての第2レグでも0-2で敗れ、2戦合計0-3で涙をのんだ。およそ3年半越しのリベンジは自身だけでなく、埼スタを埋め尽くす"同士"たちにとっても悲願だ。

「アウェーの地でも本当にたくさんのサポーターが来てくれて、今回のホームは6万人近く入ってくれる。2019年に決勝で負けて、僕自身もすごく悔しかったし、それ以上にサポーターのみんなも悔しい思いをしているので、その6万人のサポーターの気持ちを背負って戦いたい」

 頼れる36歳のエースは「アウェーの地でなかなか良い攻撃ができず、相手のミスで得点した。ファーストレグとは違う試合を見せられると思う。期待してほしい」とも語った。自身が持つACLでの日本人最多得点記録を更新する28点目を奪い、レッズを頂点に導けるか。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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