「やっと失点ゼロ、できた」横浜FCのドイツ人守護神、感極まりながら初勝利の喜びを日本語で伝える!「みんなが“死守”してたね」

2023年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私はちょっと、感情的すぎるね」

終盤のビッグセーブでチームを救ったブローダーセン。(C)SOCCER DIGEST

 感極まりながら、言葉を紡いだ。

 横浜FCは5月3日、J1第11節で同じ昇格組のアルビレックス新潟とホームで対戦。1-0で勝利した。

 横浜FCは10節を終えた時点で、3分7敗。リーグで唯一、未勝利だったが、新潟戦では53分のユーリ・ララが挙げた1点を守り抜き、待望の白星を掴んだ。
【動画】ユーリ・ララのJ1初ゴール!
 終了間際には決定的なピンチに遭う。新潟の三戸舜介に至近距離からシュートを放たれるも、GKスベンド・ブローダーセンが驚異の反射神経で反応。指先で触れたボールは枠を外れた。

 試合後のフラッシュインタビューで、ドイツ人守護神は日本語で喜びを伝えた。

「最高。本当に今日はみんなが"死守"してたね。最後まで、みんな守った。本当に、私はちょっと、感情的すぎるね。ファンのために、みんな、このクラブのため。ずっと勝ちたかった。恩返ししたかった」
 
 チームを救ったビッグセーブについては、次のように振り返る。

「90分、私は、あまり仕事はなかった。すごい、守備、みんなしてた。全力で守った。1回、今日、仕事した。それは自分の仕事だから。良かった。ゴール止めた。やっと失点ゼロ、できた。良かった」

 掴み取った勝点3を今後の戦いにつなげたい。

「このポジティブな経験がある。これを神戸にまで持っていきたい」

 次節は7日、ヴィッセル神戸のホームに乗り込む。首位チーム相手にも、力強い戦いを見せたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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