「我々は3日ごとのプレーに慣れてない」ブライトン指揮官、逆転負けを悔やむも「ヨーロッパの出場権をかけて最後まで戦いたい」と意気込み

2023年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ウェンブリーで多くの精神的なエネルギーを費やした」

ブライトンのデ・ゼルビ監督がフォレスト戦を振り返った。(C)Getty Images

 痛恨の逆転負けだ。

 三笘薫を擁するブライトンは現地時間4月26日、プレミアリーグ第33節でフォレストと対戦。敵地でのゲームで38分にファクンド・ブオナノッテが先制弾。リードを奪ったものの、前半終了間際にオウンゴールで同点とされると、69分、90+1分に失点。1-3で敗れた。

 三笘は4-2-3-1の2列目左サイドで先発。いくつかの好機に絡んだが、決定的な仕事は果たせなかった。
【動画】三笘薫、フォレスト戦のプレー集
 試合後、ロベルト・デ・ゼルビ監督は「我々は負けるに値した」とコメント。クラブの公式HPが伝えている。

「最初の30分間はとても良いプレーができたし、もっとゴールを決められたかもしれない。その後はエネルギーとゲームを失った」

 ブライトンは3日前にFAカップ準決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。延長戦を含む120分間で決着がつかず、スコアレスで突入したPK戦の末に敗れた。

 それから中2日で臨んだフォレスト戦。ユナイテッド戦のダメージは少なからずあったかもしれない。

「私たちは日曜日に120分間プレーした。非常にタフな試合で、ウェンブリーで多くの精神的なエネルギーを費やした。そして今日(フォレスト戦)は、特に後半に苦しんだ」
 
 指揮官は「フラストレーションを感じている」と明かすが、選手たちの奮闘ぶりを称える。

「私は常に選手たちを誇りに思っている。今は非常に厳しい瞬間で、多くの試合を戦い、怪我人もいるが、言い訳はしたくない」

 ブライトンは次節、29日にホームでウルブスと相まみえる。再び、中2日のゲームで、デ・ゼルビ監督は「我々は3日ごとにプレーすることに慣れてない」と正直に話す一方で、「重要な選手を欠いているが、ヨーロッパの出場権をかけて最後まで戦いたい。ウルブスと戦うエネルギーを見つけなければならない」と意気込んだ。

 30試合を消化し、暫定8位のブライトン。ECL出場圏内の6位・リバプールとは勝点4差、EL出場圏内の5位・アストン・ビラとは同5差。残されたシーズンでどこまで勝点を積み上げられるか。まずはウルブス戦に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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