久々の大量失点で完敗…マドリー指揮官は「厳しい夜になった」と落胆。後半開始早々の3点目献上で「すべてが複雑になった」

2023年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

強調したのは「守備の約束事」

完敗のジローナ戦を振り返ったアンチェロッティ監督。(C)Getty Images

 痛恨の完敗に、指揮官も無念さを滲ませた。

 レアル・マドリーは現地時間4月25日、ラ・リーガ第31節でジローナと敵地で対戦。2-4の完敗を喫した。

 試合後の会見で、カルロ・アンチェロッティ監督は「厳しい夜になった」とコメント。クラブの公式HPが伝えた。

「あのような負け方をすると、タフな夜になる。守備の悪さ、そこが試合のカギだった。ボールを持って、特に序盤は上手くいったが、その後、カウンターで2点取られ、チームとしてではなく、個人で取り返そうとした。だが個人のレベルが非常に低く、ここ数試合で非常に良かった守備も、今日はなかった」

 試合の入りはそこまで悪くなかったようだが、それでも「チームはスタートから緊張し、コントロールを失ってしまった」と振り返る。1-2で迎えた後半に挽回を期したが、わずか1分で3点目を献上。「すべてが複雑になってしまった」と残念がった。

 チームが成功を収めるためには、「守備の約束事」を強調する。
 
「それがなければ勝つのに苦労するし、それがあれば試合に勝つことができる。私たちには並外れたクオリティがあり、それを助けるのが守備の約束事だが、今日はそれがなかった。ここ7試合のうち6試合は無失点だったのに、今日は4失点してしまった。もし、選手たちが現状を理解していないのなら、私は毎日、彼らにこのことを繰り返すだろう」

 首位のバルセロナとは勝点11差で2位につけるマドリー。リーガでの優勝はやや厳しい状況にある一方で、現地5月5日にはコパ・デル・レイの決勝戦(対オサスナ)、同8日にはチャンピオンズリーグ準決勝の第1レグ(対マンチェスター・シティ)が控える。

 タイトル奪取の可能性が残るなかで、まずはジローナ戦で露呈した課題の解消を急ぎたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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