「責任とかが、少し薄れている」城彰二&播戸竜二が森保JのFW事情を斬る! 町野修斗に期待も「本当の戦いは…」

2023年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヨーロッパや海外に出て。強い選手らと対峙して」

城氏は町野(写真)に海外移籍を提案した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。ゲスト出演した播戸竜二氏と、森保ジャパンのFWについて語り合った。

 現役時代、ストライカーだった2人は、日本代表FWの存在感に懸念を抱いた。城氏は、かつてとの違いをこう語る。

「今の代表は、(点を)決められなくても『あー』で終わっちゃう感じがする。昔、俺たちが代表で決められなかったり、外したりしたら、バッシングだらけだった」

 播戸氏も「フォワードの責任とかが、少し薄れているのがあるかもしれない」と同調。城氏は、「2列目にいろんな良い選手もいるんだけど、フォワードって花形。絶対的なストライカーがいなきゃいけないと思う」と主張した。

 さらに、現在の森保ジャパンには「フォワードでボールをキープできる選手がいない」と続けた。そのなかで、FW町野修斗(湘南ベルマーレ)が話題に上った。
 
 城氏は、町野の現状と期待について、こう述べる。

「Jリーグでは活躍できる。ずば抜けてやれる。だけど、本当の戦いは、もっとヨーロッパや海外に出て。そこで強い選手らと対峙して、やったら彼は伸びると思う」

 播戸氏も、昨年9月のアメリカ戦(2-0)でハーフタイムに投入されながら本来のプレーができなかったのを見て「やっぱりJリーグとは違うんやな」と感じたという。

 さらに、城氏は大迫勇也(ヴィッセル神戸)が「昔ポストプレーが下手だった」として、自身がアドバイスをしたと明かした。そして、「海外に行ってドイツでもまれて、あれだけボールキープができるようになって。海外に行って伸びたから」と分析。町野にも、海外移籍での成長に期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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