史上も最も勿体ない?バロンドール受賞者も絶賛、レスターMFの“幻ゴラッソ”が話題!「VARで抹消されたベストゴールか」

2023年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

36歳ヴァーディーは半年ぶりにゴール

ティーレマンスはセレブレーションまで行なうも…。(C)Getty Images

 現地時間4月25日に開催されたプレミアリーグ第33節で、17位に沈むレスターは、16位のリーズと敵地で残留争いの直接対決。20分に先制点を許すも、80分にジェイミー・ヴァーディーがリーグ戦では半年ぶりにゴールを奪い、1-1のドローに持ち込んだ。

 この一戦で、36歳の大エースの復活弾とともに注目を集めているのが、幻のゴラッソだ。

 開始7分、CKの流れからユーリ・ティーレマンスがペナルティエリア手前で右足を一閃。強烈なシュートはクロスバーを叩いた後、ゴールに吸い込まれたが、直前のオフサイドを取られ、取り消しとなってしまったのだ。

 手でハートを作るセレブレーションまで見せていたティーレマンスは、まさかのノーゴールに苦悶の表情を浮かべた。

 この印象的なシーンは、瞬く間にSNS上で拡散され、現地紙『Daily Mail』も大々的に報道。「VARで抹消された史上最高のゴールか? レスターのスターによるワンダーストライクはオフサイドに打ちのめされた」と見出しを打ち、こう伝えている。
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「火曜日の夕方、レスターがエランド・ロードを訪れた際、VARはユーリ・ティーレマンスによるシーズン最優秀ゴール候補を正しく否定した」

 また、リバプールのレジェンドで、バロンドールも手にした名手マイケル・オーウェン氏は、「彼は以前にも同じことをやっている。まぐれでもなんでもない。最高のストライカーの1人だ」と評した。

 25歳のベルギー代表MFを巡っては、昨夏にアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出し、本人もステップアップに前向きだったが、交渉がまとまらず。レスター5年目に突入したなか、結果には残らないものの、ビッグクラブが関心を寄せるポテンシャルを存分に発揮した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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