現地時間４月25日に開催されたラ・リーガ第31節で、４位のレアル・ソシエダは、チャンピオンズリーグ（CL）の出場権を争う５位のレアル・ベティスと敵地で対戦。前節のラージョ・バジェカーノ戦（２－１）で、途中出場から逆転勝利に導く圧巻の突破を見せた久保建英は、先発に復帰した。

　注目の日本代表MFは16分、ロングスローがファーに流れたところに反応。ペナルティエリア内で右足を振り抜くが、相手のブロックに阻まれる。
【動画】ロングスローから久保に絶好機到来も…
　27分にはルイバルにカットインから左足で鋭いシュートを浴びるも、守護神レミロが好守で防ぐ。

　スコアレスで折り返すと、57分に久保の華麗なボールタッチを起点に得たFKの流れから、ル・ノルマンがヘディングシュート。しかし、枠を捉えきれない。
 

　62分には３枚替えを敢行。ベンチスタートとなっていたシルバ、バレネチェア、メリーノを一気に送り込む。さらに73分にはカルロス・フェルナンデスとエルストンドも投入。これで久保のリーグ戦７試合ぶりのフル出場が確定した。

　ただ、ソシエダは中２日の疲れが見え、その後も思うようにチャンスを作れず。87分に久保が持ち上がり、カウンターを発動しかけるが、シュートまでは持ち込めない。

　結局、このまま０－０でタイムアップ。"ライバル"ベティスとの勝点差６をキープし、CL出場を目ざすソシエダにとっては悪くない結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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