【EURO2016組分け決定!】グループF|展望&各国紹介「くじ運に恵まれたポルトガルの首位通過は義務」

2015年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

1強とその他僅差の3チームの崩れがたい構図。

グループF4か国のキープレーヤー。(C)Getty Images

【対戦カード(開催地)】
6月14日:オーストリア対ハンガリー(ボルドー)
ポルトガル対アイスランド(サンテティエンヌ)
6月18日:アイスランド対ハンガリー(マルセイユ)
      ポルトガル対オーストリア(パリ)
6月22日:ハンガリー対ポルトガル(リヨン)
      アイスランド対オーストリア(サンドニ)

【グループ展望】
本命:ポルトガル
対抗:オーストリア
穴:ハンガリー
大穴:アイスランド
※各グループの1位と2位は自動的にベスト16進出。各グループ3位の6か国のうち成績上位4か国もベスト16進出。
 
 ポルトガルは今回、非常にくじ運に恵まれたと言っていいだろう。戦力、大舞台の経験と全ての面で、他の3チームを大きく引き離している。油断は禁物だが、これで首位通過を果たせなければ、どれだけ非難を受けても文句は言えまい。
 
 C・ロナウドを筆頭に、経験豊富なベテランと若いタレントが融合し、これに昨夏のブラジルW杯でギリシャを決勝トーナメントに導いたF・サントス監督が規律と堅実さを加えた。以前のような不安定さはなくなり、足元をすくわれる可能性は低いだろう。
 
 2位争いは、タレントの差でオーストリアが有利と見るが、今予選、とくにプレーオフで試合巧者ぶりを見せたハンガリーの力は決して侮れない。アイスランドもカウンターの破壊力は高く、この守備意識の高い3チームはどこが上がっても不思議ではない。
 
 1強とその他僅差の3チーム――。この構図は崩れないだろう。
 

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