４月22日に開催されたラ・リーガ第30節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはラージョ・バジェカーノとホームで対戦。２－１で逆転勝利を飾った。

　５試合ぶりにベンチスタートとなった久保は、同点に追いついた直後の62分から途中出場。いきなり落ち着いたボールキープを見せると、81分に圧巻のプレーを披露する。

　右サイドのタッチライン際でボールを浮かせて一枚を抜き去り、カットインしてさらに２人をかわして左サイドへ展開。カルロス・フェルナンデスのヘッドが相手DFに当たってオウンゴールとなった決勝点を呼び込んだ。
 

　ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は「採点なし」だったものの、"包囲網"と突破したその躍動ぶりを賞賛している。

「今日まで彼はこのチームのスターだ。２点目の時のプレーは印象的で、ほとんどの選手が手の届かないところにいた。相手ゴールに向かうためのギャップほとんどない中で、彼がどのようにコントロールし、抜け出したか。別のリズムと突破がある」

　またスペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版は「６点」をつけ、「後半の途中交代で活躍。彼はカルロスの劇の創作に参加した」と評価している。

　途中交代で残したインパクトは小さくなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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